
昨年に引き続き、包装用紙で作った再利用できるカレンダー「包めるカレンダー」を作成しました。使い終わったページをラッピングペーパーや封筒としてリメイク出来ることが特徴です。

■リメイクできるカレンダー

製品が作られ、使用され、古紙として再生される。紙の製品サイクルに「リメイクする」というもう一工程が加わることで、より豊かな体験が生まれると私たちは考えています。
このカレンダーには5種類の「クラフト紙」が使用されています。「クラフト紙」とはラッピングペーパーや封筒、紙袋に使用される強度を重視した紙のこと。めくったページはカットラインで切り取ることで、ラッピングに使える仕掛けになっています。
■デザインテーマは「森」

2020年のデザインテーマは「森」、イラストは昨年に引き続き安原ちひろさん。雪景色や木漏れ日などのイメージを、繊細で温かみのあるイラストレーションで表現してもらいました。
クラフト紙の茶色は、もともとは木材の色。紙の原点となる「森」の風景を1年間通して感じてもらえたらと思います。
■クラフト紙の可能性は無限大!

クラフト紙は薄くて折り曲げに強い紙だから、色々な加工が可能です。昨年のものを使用いただいている方から「ブックカバーにしている」「ポチ袋を大量生産しました!」などの声をいただいております。季節ごとにブックカバーを作ってみる、封筒にして手紙を出してみる、ページをめくるたびに物づくりやコミュニケーションのきっかけが生まれることを、私たちは願っています。
■展示や企画を展開中

当社ギャラリーにて、カレンダーと原画の一部を展示しております。ぜひご覧いただけると幸いです。
また、このカレンダーの再利用にまつわる企画を進行中!このページで追って紹介いたします!
■ 展示情報
日程:2019年10月7日 (月) 〜 2020年1月30日 (木)
時間:9:00〜17:00 土日祝日休館 入場無料
場所:王子ペーパーライブラリー
東京都中央区銀座4-7-5 王子ホールディングス本館一階